YASU.Kの奥浜名湖と喇叭な日々

昨日の午後から、浜松市北区の避難行動計画策定会議に参加してきました。
北区協議会の細江地区代表として委員を仰せつかっています。

昨日はまず、昨年の台風15号によって実際に被災した箇所を視察しました。


これは引佐町狩宿で発生した土砂崩れの現場です。家主の方に許可をいただいて家の裏手に入っています。


歪んだドアや壁に空いた穴が災害の凄まじさを物語っています。


これに先がけて三ヶ日の釣橋川の堤防を視察しています。
画像を見ると流域に草が生い茂り護岸工事も不十分に思えますが、「対策は済んでいる」のだそうです。




上の画像は先月の会議の様子で、それぞれの委員が「災害発生時に必要な情報」を発表しています。
それを他の区の意見も踏まえて、委員全員の意見で重要度を決めています。
必ずしも全てが反映される訳ではありませんが・・・


上の災害現場を見ても分かる通り、北区は海と山に挟まれた浜松市の縮図的な地域となり、一つの区の中でも海・山・市街地の違いで発生する被害が変わります。
こういったことを踏まえてすべての地域の実情を踏まえた行動計画を策定するとともに、住民それぞれが日頃からの備えを万全にできるような冊子ができるように智恵を出し合っていく必要があります。